中古車市場の大きな課題とは

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まず国内の課題です。
少子高齢化と人口減の影響があり、自動車購入の母数は減っていくと思われます。

 

また、団塊の世代の買い替え需要は少なく、新車及び中古車の需要を増加させることは厳しい状態であると言えます。

 

かつては自動車を趣味と思うユーザーが多かったのですが、今や自動車は単なる移動手段という考え方の消費者が多くなったのも需要減の大きな要因です。

 

中古車販売業者の課題は在庫費用および展示費用などを低減し、販売価格がより安くなるよう企業努力をすることが必要だと思われます。
近年はインターネットの有効利用により、オークション市場で効率的な中古車購入・販売をしている業者が多数存在します。

 

オークション市場の拡大や自動車メーカーの中古車市場への本格参入もあり、新車に価値を求める新車プレミアムが希薄していることも考えられ、品質の確保・サービスの充実により、今後の市場の拡大が左右されると考えられます。

 

一方海外への中古車輸出は中古車流通の25%を占め(2006年データ)ています。
2004年のデータでは110万台ほどの中古車が海外に輸出されています。

 

しかし、密輸自動車など不正な輸出が25万台あり、当局の厳しい管理が要求されると考えられます。
今後は海外の需要を満たすために、品質の高い自動車を海外へ輸出することが急務と思われます。

 

ただ、中古車の輸出は新車を専用に運送する船の空きスペースに割り当てられるのが主であり、船の確保が難しいことも現実です。
いずれにせよ、国内市場をターゲットにすることでの市場の拡大は求められないので、中古車需要の多い新規の発展途上国などへ中古車販売を主にすることが肝要です。

 

中古車の信頼性を高めるための業界の一層の努力により、新車販売の伸び悩みとは裏腹に中古車市場の進展も考えられると思われます。


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