補給部品について

補給部品

 

 

自動車には、補給部品、もしくはサービスパーツと呼ばれる部品があります。

 

これはメーカーが生産を終了した自動車が中古車として利用されており、故障が発生した際に、在庫がなく、ロットではなく都度必要分だけ生産をしなければならない部品のことです。

 

メーカー及び部品メーカーにとっては、非常に大きな悩みとなっています。

 

自動車では、サービス年限がなく、生産中止になった車両の補給部品を納品しなければならない義務が生じているのです。
従って数十年前の車両の部品の金型などは部品メーカーが自社で保管しなければならないのです。
数十年前の車両の部品ですので、注文がある際には極端に言いますと、1個単位で注文が来ます。
注文があった際には、古い金型を磨くなどのメンテナンスを行った上で1個だけ生産するのです。

 

驚くべきことは、補給品1個の販売価格は、量産時と同様の価格なのです。
これは中古車利用者にとってはとてもありがたいことなのですが、部品メーカーにとっては言うまでもなくやっかいなものです。

 

中古車業者においては、部品メーカーにこの対応を要求せざるを得ないと思うのですが、部品メーカーの負担は相当なものです。
実際にトヨタ自動車や日産自動車など日本を代表するメーカーに金属部品を供給しているサプライヤーは、最も困っていることは何か?という問いに対し、補給品の扱いと即答しています。

 

自動車の性能向上により、1台の自動車に長く乗ろうとする消費者が増えていることを考えますと、私見ですが、何らかの対応が必要だと思わざるを得ないです。
この対応こそ、中古車部品製造費用査定が必要で、実費まではいかなくとも部品メーカーの負担を軽減することが必要だと思います。(消費者にとってはありがたくないことですが・・。)


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